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名前の割に少年ばかり描いている二次創作場です。

少女百花

   
カテゴリー「HUNTER×HUNTER」の記事一覧

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キルアかわいそうシリーズ1


キルゴンキルが好きです!とか言っときながらゴンピト記事3連続てひどいなってことで、思いついたネタをひとつ。描いたら描いたで色々浮かんできたので祝シリーズ化!めでたくねえ!

オレが行くまで待ってろよ!!!→ガン無視 の流れに気づいたら吹かずにいられなくて。
全然笑うとこじゃないってのはわかってるんだすまぬキルア。でもあまりに忘却の彼方すぎて
思わずさ・・・。キルアもゴンとは違う意味で、でもゴンと同じくらい試練続きで大変だね。

なんつーか大事な人がツギハギにされて、それでも治すために極限の状態の中で闘う・・・と書くとゴンが一番キツイように見えるのに(実際ギリギリ)、読者はそんなゴンを応援するどころか恐れて、敵のピトーに感情移入させるつくりにする作者の手腕にはただ感服するばかりです。
まあ元々がゴンに同調して読む作品ではないといえばそうなんですけど。
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ゴンとピトー(3)


で、ゴンを危険視しているはずのピトーがなぜ本当のことを言ったか考えるキーワードが「人間性」ですね。早い人はコムギ治療のあたりから見え始めたと言っていたけど、私はそうは思わなくて。確かに母親のようといった表現はあったけど、あれはあくまで王が王たるための、いわば本能からくる行動だと認識してます。人間らしいというならカイトって誰?とかゴンに見覚えはないかとか、何でこんな怒ってるんだコイツ、とか色々考えてもいいと思いません?私だったら考えちゃうなあ。
でもあの時間にピトーがしたのは「王の脅威になる奴を絶対殺す!!」って決意だけだったし。
・・・とはいえ、どう見ても読者にはゴンよりピトーに感情移入させるつくりになってたけどね。

私が推す、ピトーの人間性が見えたところは「プフから連絡を受ける~『ごめんね』と言うまで」
ズバリこれです。コムギを確保したとわかったなら即殺せばいいのにそうしなかった。
戻せるよと嘘をついて油断させたほうが殺すのに都合がいいのに、そうしなかった。
これは本能に反する行動だとはっきり言えるのでは?

ただピトーを始め護衛軍にあまり人間くさくなってほしくないな~という願望も入ってます。
師団長以下たちが次々と人間時の記憶を思い出し始めている中、護衛軍だけはそうならない。
王に忠実であることこそが護衛軍の誇り。それでもわずかに垣間見せる人間性、ていうのにすごく魅力を感じるので。ユピーの対ナックルで見られた優しさが王のピンチに掻き消えたとこも良かったです。そしてピトー、彼がわずかに見せた人間性が、ゴンを人間から化け物にした。
ああもう、皮肉っぽくてすごくイイ。
・・・考えすぎ?こういう読み方をしたほうが楽しいからいいの。

◇◆◇

気の赴くまま描いたらこうなった。加工したら微グロ化した。
・いいよね!首なし血みどろピトー!!(きっと賛同は得られない)
・黒いシミが広がって嘘つき・・・→覚醒の流れは興奮しすぎてビクンビクン!てなった
・あのゴンたんが、マウントポジションとって無表情で何度も何度も殴りつけたかと思うとまたビk
・ゴンさんが一番カッコイイから。異論は認めねえ 

ゴンとピトー(2)



前回はピトーさんがゴンに与えた影響をそれはもう長々と書いたわけですが、今回は(まだあるのか)あのゴン覚醒の前後の場面について少し考えてみようと思います。
きっかけは、他所の感想を拝見していて「嘘つき・・・」とゴンが呟くところで、「いや死んでるって正直に言ったしなにが嘘つきなんだ?」と突っ込んでいる人をチラホラ見かけたことにあります。
作中では1時間のはずがもはや2年前の出来事だもんね。忘れるのも無理ないか・・・。

「一時間したらオレといっしょにペイジンへ行き カイトを元に戻してもらう」
「約束するか!?」
「必ず・・・!約束する!」


これがゴンとピトーが交わした約束です。いたってシンプル。
正直に「本当」のことを告げたピトーが、ゴンにとっては「嘘つき」以外の何者でもないという、
このねじれ。・・・たまんないね!!!
でもこういう感想書いてる人誰もいなかったな・・・。ここでゾクゾクしたのは私だけか・・・。(もしいたらすみません)

さらにこの構図が、藤田和日朗著「うしおととら」のキリオと斗貴子のやり取りに酷似していると指摘した方がいて、なるほどなと思いました。作者はうしとら好きのようなので、これにもリンクさせていたら面白いですね。
簡単に説明すると、二人は義理の母子なのですが、斗貴子はラスボスの僕としてキリオを利用していただけ。その事実を知り激しく混乱したキリオは最後、死ぬ寸前の斗貴子に問いかける。
「ぼくをだましてたなんて、ウソだよね・・・?」

「騙していない」と「嘘をつく」か、「騙していた」と「本当」を言うか。
「戻せる」と「嘘をつく」か、「戻せない」と「本当」を言うか。
嘘より相手を傷つける事実の前で、それでも相手に誠実であろうとするか?という二択ですね。
結局、ピトーは後者をとりましたが・・・。次回に続く!

◇◆◇

こっから絵の話。やったぞ!ついにゴンピトの仲良し絵を描いたぞ!
「彼はもう死んでいる」の時の二人の身長差に萌えて・・・。ゴンちっちゃくてかわいい!!!
世間はといえば皆さんピトーの胸に注目してました。クソァ!ゴンたんが悲しみに沈んでいるというのにかわいいとかおっぱいとか言ってんじゃねーよ!(お前が言うな)

ゴンとピトー(1)



見た目が可愛い・言動に萌えるといったピトーファンは多いと思いますが、私はちょっと違う観点からピトーさんが好きです。というのも、ゴンの内面を引っ張り出すのに作中で一番貢献したキャラだと思うから。
宮殿突入以降のゴンをダークサイドやらこんなキャラじゃない!と言う人もいますが、他の多くの方が言うように、私も「あれは元々ゴンが持っていた」派です。ただ彼の性格上、すごく表に出にくかった部分なんですよね。でもそこをピトーがピンポイントで抉りまくってくれて。

ピトーほどの強さがなかったら、カイトの片腕を飛ばしてゴンにトラウマを与えられなかったし、
ゴンは極限まで感情を突き動かして、無理やり大人にならなかった。
玩具修理者がなかったら、カイトをツギハギにしてゴンの憎しみを引き出せなかったし、
黒子夢想があったから、ゴンは片腕を失って、結果としてそれが彼の唯一の救いになった。※1
王への純粋な忠誠心を見せたから、ゴンはあれほど怒り狂って、冷徹な駆け引きをも行えたし、
王のため死んでも操られて動く、その様がカイトと重なり、ゴンは最後に怨敵を哀れんだ。※2

・・・こうやって挙げていくと、やはりピトーの桁外れの強さ、能力、生まれたばかりの強者がもつ残酷さと、キメラアントとしての王への想い。
これらを兼ね備えたピトーだからこそ、今まで見ることのできなかったゴンの感情や言動を見られたとつくづく思うんです。(もちろん大前提としてカイトの犠牲が付き物なのですが)
ゴンを大切に想っているキルア(+仲間達)じゃ逆立ちしたって出来ないし、旅団やゲンスルーといったこれまでの敵キャラや、他のキメラアントとも明らかに立ち位置が違う。
そんなピトーに感謝と哀悼の意を示すべく、ゴンピトの仲良し絵を描くつもりだったんだけど・・・あれれ~?

※1・・・都合よくカイトと同じ右腕を失ったのはキルアのファインプレーのおかげなので、少し間違い。 しかしゴンを守りたかったキルアにしてみれば、腕1本持っていかれただけでもトラウマものであり、ファインプレーなどといったら自殺するレベル。(何の話だ)
※2・・・「お前も もうおやすみ・・・」の「お前『も』」がカイトを指しているという考えから。
人によってはゴンだとする説あり。

29巻の内容思いっきりネタバレ



今のゴンの最萌はこれね!!!
ゴン好きのくせに隻腕萌えしてスイマセン・・・。みんなゴンに早く笑顔が戻ってほしいと考えているのに(感想やブログ見たらこういう優しい方が多かった)、一人こんな場違いなことを日々考えては萌えています。この状態のままジャイロに会ってくれないかな!!!!

でも私の予想はことごとく外れるので(妄想だから仕方ない)、願望に反して大きいままかもしれないな。キルアがおぶってたコマって微妙にどっちでも取れるんですよね。絶対意識して描いてると思うんですけど。ユピーのあれみたいに。
しかし大きいだけならまだしもどうしよう爺ちゃんみたいにシワシワになってたら・・・。

その反動について、一番人気の念能力の喪失はおいといて、ちょっと萌えたのが「眠り姫になる」とか言われてたこと。でも出番なくなるからやっぱダメ。笑
個人的には念喪失+身体能力の著しい低下がいいです。試しの門を開けるために鍛えた筋力も、大自然で培った持久力も、瞬発力も、全部なくなっちゃう。もちろんリハビリ不可。
見た目的に身体が細っこくなってオイシイじゃないですか!!!(それ目的)

・・・まあ、とにかく。
どんな姿になってもゴンが一番好きなのは変わらないけど、萌え的にはショタがいいという話。冨樫せんせお願いしますう。

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